(最終更新: 2012/03/10)
成績は基本的に試験結果によって判定します.
それ以外にレポートなどを課すことがあるかもしれません.
Pdfファイルです.
ミスプリや誤りに気付いた人はメールで教えてください.
(成績に加点します)
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全体(pp.1-69) (2011/10/07)
授業についての質問,意見などは
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2012年2月9日
第15回.期末試験.
結果は,A24名,B25名,C18名,F5名,欠席24名,合計96名.
2012年1月26日
第14回.自己撞着方程式,磁化の関数としての自由エネルギー.
最後の講義.
試験はおもに演習でやった問題から出題します.
追記:この科目は選択科目ですので再試験は行いませんが,2007年度以前の入学者に対してはこの科目が必修なので例外措置をとる可能性があります.
2012年1月19日
第13回.相転移についての一般的な説明,イジングスピン系の平均場近似での自由エネルギー.
講義は来週が最終回です.
2012年01月12日
第12回.ジュール-トムスン効果,ファンデルワールスの状態方程式
ファンデルワールス状態方程式の話はすでに学んでいるようなので,省略.
知らない人は,講義ノートを読んでおいてください.
試験の時,講義ノートの最後につている2ページの公式集を持ち込んでも構いません.
2011年12月22日
第11回.相互作用する系と相転移,非理想古典気体の自由エネルギー.
あと4回.昨年より1回多くできそうなので余裕がある.
2011年12月15日
第10回.1次元格子振動,3次元の格子振動,デバイ模型,固体の格子比熱.
すでに掲示されているはずですが,試験は2月9日(木)10:30にB5講義室で行います.(日付と会場に注意)
試験はノートや本の持ち込みはできないが,講義ノート末尾の2ページの公式集に限り持ち込み可とします.
2011年12月8日
第9回.輻射強度,シュテファンボルツマンの法則,固体中の比熱,1次元格子振動
2011年12月1日
第8回.黒体輻射,真空中の光子気体,熱力学諸量
黒体輻射を勉強してから量子力学形成の歴史をたどると実に面白い.
朝永振一郎「量子力学I」にはこの論理が詳しく書かれている.
解析力学との関係,統計力学の深化と量子力学の発見がどう結びついていたかなどを知ると古典物理学がわかってくる.
ただし輻射強度の3つの公式の登場した順序からわかるように,必ずしも歴史をたどったものではない.
2011年11月24日
第7回.理想気体のBEC,ヘリウムの超流動と原子気体のBEC,凝縮相の性質
フェルミ気体と違いボース気体では視覚的に訴える現象が多い.
液体ヘリウムの超流動と1995年に実現されたアルカリ原子気体の実験を,スライドを使って紹介した.
2011年11月17日
第6回.理想フェルミ気体のスピン磁化率,理想ボース気体の分布関数,ボースアインシュタイン凝縮.
理想気体のボースアインシュタイン凝縮は現在最も研究が盛んな分野の一つだろう.
最初にアルカリ金属の実験の話を聞いた時は,架空の世界が現実になったように思えた.
来週はスライドを使って実験の紹介をしようと思う.
2011年11月10日
第5回.理想フェルミ気体の低温での化学ポテンシャル,熱力学関数,フェルミ分布関数と磁化
授業中に伝えるのを忘れてしまったが,来週,大阪大学の三宅和正さんの集中講義があります.
3年生には難しいところもあると思いますが,有益ですので可能な限り受講してください.
2011年10月27日
第4回.基底状態のエネルギー,金属の圧縮率,白色矮星と中性子星,理想気体1粒子状態密度
演習問題の一部が講義でやった範囲を超えています.
講義ノートなどで補って挑戦してみてください.
2011年10月20日
第3回.未定乗数の意味,ボース粒子の分布関数とエントロピー
理想フェルミ気体の基底状態,金属の電子,基底状態のエネルギー
避難訓練には参加しないことにして講義を実施.だだし,安全対策についていろいろな説明をした.
またG30の関連企画である英語授業の紹介もした.
2011年10月13日
第2回.ボース分布関数.粗視化した分布関数によるエントロピーの定義と最大エントロピー状態としてのフェルミ分布関数.
一回目の演習問題を配布.
2011年10月6日
第1回,講義の進め方の説明.多粒子系波動関数の対称性について,グランドカノニカル分布でのフェルミ粒子,フェルミ分布関数