(最終更新: 2014/01/24)

講義: 統計物理学III (後期,3年生)


成績は基本的に試験結果によって判定します. それ以外にレポートなどを課すことがあるかもしれません. 履修取り下げ制度を使います. 取り下げ申請をしなければ,試験に欠席しても「不可」となります.

講義ノート

Pdfファイルです. ミスプリや誤りに気付いた人はメールで教えてください. (成績に加点します)
  1. 全体(pp.1-69)


授業についての質問,意見などは


講義日誌(時間反転)


2013年1月23日
 第13回.磁化の関数としての自由エネルギー,空間次元,回転対称性,反強磁性,格子気体.
 最後の講義. 試験はおもに演習でやった問題から出題します.



2014年1月16日
 第12回.イジングスピン系の平均場近似での相転移,自己撞着方程式,磁化の関数としての自由エネルギー
 講義は来週が最終回です.



2013年12月19日
 第11回.ジュール-トムスン効果,ファンデルワールスの状態方程式,相転移についての一般的な説明,イジングモデル
試験の時,講義ノートの最後につている2ページの公式集を持ち込んでも構いません.



2013年12月12日
 第10回.相互作用する系と相転移,非理想古典気体の自由エネルギー,自由膨張.
 講義はあと3回.



2013年12月05日
 第9回.1次元格子振動,3次元の格子振動,デバイ模型,固体の格子比熱.
 すでに掲示されているはずですが,試験は2月6日(木)10:30にB5講義室で行います.(日付と会場に注意) 試験はノートや本の持ち込みはできないが,講義ノート末尾の2ページの公式集に限り持ち込み可とします.  



2013年11月28日
 第8回.熱力学諸量,輻射強度,シュテファンボルツマンの法則,固体中の比熱,1次元格子振動
 理想気体でのEとPVの関係,係数を黒板に逆数を書いたようです.要修正.  



2013年11月21日
 第7回.BE凝縮相の性質,黒体輻射,真空中の光子気体
 黒体輻射を勉強してから量子力学形成の歴史をたどると実に面白い. 朝永振一郎「量子力学I」にはこの論理が詳しく書かれているが,必ずしも歴史をたどったものではないので年代の前後関係など戸惑うことにもなる.


2013年11月14日
 第6回.理想気体のBEC,ヘリウムの超流動と原子気体のBEC
 スライドと動画を使ってヘリウムの超流動と原子とラップによるアルカリ金属のBECの実験の話をした. 理想気体のボースアインシュタイン凝縮は現在最も研究が盛んな分野の一つだろう. 統計物理IIIの講義を始めたころに,この実験のニュースを聞き,架空の世界が現実になった衝撃を覚えた.



2013年11月07日
 学会出張のため休講.



2013年10月31日
 第5回.理想フェルミ気体の低温での化学ポテンシャル,エネルギー,熱力学関数,スピン磁化率


今日言うのを忘れましたが,以前から掲示してあるように,11月07日は出張で不在なので休講にします.

2013年10月24日
 第4回.基底状態のエネルギー,圧縮率,白色矮星と中性子星,理想気体1粒子状態密度



2013年10月17日
 第3回.ボース粒子の分布関数とエントロピー,理想フェルミ気体の基底状態,金属の電子, 



2013年10月10日
 第2回.ボース分布関数.粗視化した分布関数によるエントロピーの定義と最大エントロピー状態としてのフェルミ分布関数,未定乗数の意味.
一回目の演習問題を配布. 講義ノートの誤りはその都度直すようにしているので,小さな誤りでも気付いたら教えてください.



2013年10月03日
 第1回,講義の進め方の説明.多粒子系波動関数の対称性について,グランドカノニカル分布でのフェルミ粒子,フェルミ分布関数
仮受講者名簿に83名,本日受講申請票を持参した者2名. 出席者はわからないが,教室はほぼ埋まっていた.





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