研究会「強相関電子系のフロンティア」

8月21-22日名古屋大学「坂田平田ホール」



趣旨

近年、強相関電子系の研究は多様な広がりを見せている。 例えば、ツイスト2層グラフェンに代表される2次元物質系や準結晶などの非周期系、 カゴメ金属に代表されるフラストレーション系、 光を用いた非平衡系の研究等が挙げられる。 また、強相関系を解析する理論手法の発展も著しく、例として機械学習等が挙げられる。 しかしながら、分野が離れるとお互いの研究を知る機会が少ないのが現状である。 このような背景のもと、強相関電子系を新規開拓している研究者を広く集め、 最新の研究成果について講演することで、理論研究者と実験研究者が相互に議論できる研究会を開催する。 本研究会において、特に若手研究者を多く集めることで、今後の研究の視野が広がり、 共同研究等の起点となることを狙う。

世話人

大成 誠一郎(名大理)
酒井 志朗(理研)

問い合わせ先:2023@s.phys.nagoya-u.ac.jp