2010年08月01日
第15回.
試験
授業に対するコメントありがとう.半年間御苦労さまでした.
補足として,量子消しゴムの話をした.
資料は上に載せておきます.
2010年07月18日
第14回.
シュレディンガーの猫
中途半端にパワーポイントを使う発表よりも,聴衆を見てホワイトボードを使った発表のほうがずっといい.
来週は休講です.
再来週は「試験」です.
準備は要りません.
過去を書き換える「量子消しゴム」の話をするつもりです.
2012年07月11日
第13回.
電子での2重スリットの実験
何か全体に元気がないような気がする.
説明をする人も聞く人も迫力に欠けるのではないか?
内容が難しくなってきているのはわかるが,逆にわからなくて当然なのだから,もっと問いを発してもいいのではないかと思う.
書いてあることや人の言ったことを丸呑みにしていては科学はできない.
2012年07月04日
第12回.
光の偏光,光子,物質波
欠席が4名もあった.体調不良のものが二人,連絡のないものが二人.発表担当者も欠席.
授業が成立しなくなるので,万一欠席の場合は,できるだけ早く連絡すること.
責任を自覚して次回は失点を取り戻すような発表を期待します.
空きを利用して光と偏光について丁寧な説明をした.
これを頭に入れれば,資料にある量子力学が実在についての説明も理解できるはずだが...
2012年06月27日
第11回.
量子力学での確率 非決定論的な世界
発表の前にに力学的相似則の簡単な説明をした.
内容豊富な発表ではあったが,当人が初めに危惧したように他の人の発表の縄張りをかなり侵していた.
まず資料をよく読んで,どういう話の流れにあるのかをつかんでください.
議論のネタになりそうな話題はいくつか仕込んであるつもりです.
2012年06月20日
第10回.
量子力学の形成(原子模型).
要領のよい発表ではあったが,資料4を飛ばしてやらなかったので,量子論の意義が半分しか見えなかったと思う.この点は次回の最初に補足しよう.
皆さんも資料4を読んでおいてください.
また,どの発表についても言えることだが,内容のレベルをどこに設定するかは難しい.
ボーア模型は高校の教科書でも定量的な結果まで出してあるので,大学の発表としてはそのレベルはほしいと思い,高校物理の内容を解説した.
今までのほとんどの発表にあてはまることだが,時間はかなり余裕を持って取ってあるので,お話だけでなく,具体的内容にもうすこし踏み込むべきではないか.
2012年06月13日
第9回.
コイン投げ,原子論の歴史,メートル法.
確率とは何か.サンプル数が大きいと相対誤差は無視できるようになり確定的な法則が得られることを理解してください.
これが原子や分子のミクロの世界とマクロの世界をつなぐカギです.
度量衡の歴史は,世の中と物理学の進歩をよく反映している.
相対性理論の時間や長さの意味も現在の度量衡システムを理解すれば分かるはず.
2012年06月06日
第8回.
大きな数.
予想通りさまざまな答えが出てきた.
答えの桁数があっていることは,物理がくるっていないかの判定条件,数値が何ケタまであっているかは理論の正確さの判定条件です.
まず桁数を正しくなるように考え,それから精度を上げる努力をしたほうが遠回りに見えて無駄が少ない.
なにも見ないで知っている数値だけでどれだけの見積もりができるかは,物理に限らず,科学技術の基本です.
今までに提出された「レポート」(+コメント)を載せておいたので,他の人のやり方などよく見てください.
2012年05月30日
第7回.
特殊相対性理論の話の続き
原因不明のトラブルでK君がせっかく作ったpptxファイルが読めなかったので,なしで発表をしてもらった.
使うはずだったプレゼンのスライドを載せておいたので,メンバーの人は見ておいてください.
2012年05月23日
第6回.マイケルソン・モーレーの実験の続きと特殊相対性理論の解説.
発表はなかなか面白いと思うが聞いている人の突っ込みが足りない.
「お話」としてあいまいなところを聞き流すと後に残るものが少ない.
疑問な点はあるまで追求しよう.
相対論の議論が浅いと思うので次回に続きをやることにした.
スケジュールが遅れすぎることが心配だ.
2012年05月16日
第5回.
電磁場の発見と相対性原理の危機(つづき),マイケルソン・モーレーの実験
古典力学的世界観の復習をしまた.
ここに電磁場が入ると世の中が変わってくる.
電磁誘導など,高校で一応勉強したはずだが,大学で勉強するときはその意味するところを考えてみてください.
2012年05月09日
第4回.
相対性原理,電磁場の発見と相対性原理の危機
衝突の思考実験から運動量保存則を出す話だが,論理があまり明確でない.
人に説明するには,本を見てぼんやりわかったという理解では無理.
コピペでも書いたり話したりすれば自分の責任になるということを忘れないようにしよう.
それを補って,討論が活発になるのは結構ですね.
まだ発言の機会を逃している人がいる.
発表を聞いて疑問が出ないというのは不思議です.
わからないことはどんどん質問しよう(質問してみると,だれも答えられない内容だったことがきっと判明する).
司会の人も指名するなどして発言を助けてあげては?
2012年05月02日
第3回.
古典物理学の世界像
ニュートン力学形成までの歴史を調べての発表.
哲学の話と科学の発展が入り組んでいるのでおもしろいが,発表する人が,そのもつれを解きほぐして説明できるとさらに良かっただろう.
資料の内容との関係が質問に出た.
発表テーマは自由に設定して良いけれど,発表者は資料のテーマについても説明するようにしてください.
参加者は,発表の内容だけでなく,資料の内容についての疑問点なども出してみたらどうでしょう.
まだ発言をしなかった人が数名いる.
チャンスを逃さず思ったことを言おう.
また司会に人は,適当に指名するなどして,発言を促してみてください.
20012年04月25日
第2回.
宇宙像の変遷と古典物理学の世界像
多くの人が発言し,おもしろかった.
しかし,質問と答えという形になりがちなので,司会の人は討論がひろがるよう工夫してください.
(今回は急な指名なので無理でしたが)
読書案内に書いた以下の本は購入してありますので,いつでも貸し出しますので活用してください.
朝永振一郎 物理学とはなんだろうか (上) 岩波新書
朝永振一郎 物理学とはなんだろうか (下) 岩波新書
米沢富美子 人物で語る物理学入門 (上) 岩波新書
米沢富美子 人物で語る物理学入門 (下) 岩波新書
ランダウ,ルーメル 相対性理論とは何か 大竹出版
朝永振一郎 鏡の中の物理学 講談社 学術文庫
アインシュタイン 相対性理論 岩波文庫
アミール・アグゼル 量子のからみあう宇宙 早川書房
須藤靖 ものの大きさ---自然の階層・宇宙の階層- 東大出版会
清水明 新版 量子論の基礎―その本質のやさしい理サイエンス社
佐藤文隆 アインシュタインの反乱と量子コンピュータ 京都大学学術
日本物理学会編 21世紀、物理はどう変わるか 裳華房
日本物理学会編 アインシュタインと21世紀の物理学 日本評論社
松下貢 フラクタルの物理(I) 基礎編 裳華房
2012年4月18日
第1回.
自己紹介.授業の進め方についての案内.
メンバーは,理学部4人,工学部物理工学系4人,工-電気電子情報工学系4人,
1/3ずつ.